ここでは、雄武町の町技にもなっているブルームボールを紹介したいと思います。
ブルームボールは、カナダ発祥のスポーツで、100年くらいの歴史があります。日本では30年くらいの歴史しかなく、まだローカルスポーツですが、オリンピック競技になることをめざして普及させています。
現在世界ではカナダを初め、アメリカ、イタリア、オーストラリア、スウェーデン、スイスなどでは盛んに行われており、2年に一度、チャレンジカップと称して世界大会が行われております。
日本でも、ジャパンカップを2年に一度開催し、代表チームを決めてチャレンジカップにも出場しています。
日本では、北海道オホーツク管内、雄武町、紋別市、佐呂間町、北見市、網走市で盛んに行われています。
その他の地域では、札幌市、釧路市、帯広市、苫小牧市、北海道以外ですと、東京都にも協会があり、少しずつですが普及されてきています。
また、2014年にはアジアで初となるチャレンジカップが、北海道苫小牧市で開催されました。
ルールは、アイスホッケーとほとんど同じですが、スケートをはかないのと、オフサイドの違いがあるくらいです。
用具等は、専用シューズを履き、専用の直径15センチのゴムボールと専用のラバースティックを使い、ヘルメット等の保護具を付けます。1チームの人数はキーパーを入れて6人で、ベンチを入れて20人まで選手を登録できます。(交代は常時出来ます)
簡単言えば、「アイスホッケーごっこ」みたいなもので、60m×30mの氷のリンクを走ってやります。
また、ウィップ(スティックを肩より高く上げる)でのシュートはアイスホッケーにも引けを取らない豪快な一面もあり、スケートを履かないため転んだりと笑いの一面もあります。
とりあえず、アイスホッケーより防具等が安価で購入でき、スケートが乗れなくてもアイスホッケーみたいな事が出来るのが醍醐味ではないでしょうか?
2010年には、ブルームボールシューズが、冬道でも『滑らない魔法の靴』とテレビで紹介されました。
現状では、屋内リンクのある釧路市などで月1回の練習会等が開催され、大会などは、1月~2月にオホーツク海地方の屋外リンクで開催されております。
温暖化により競技が出来る期間が短かったりしていますが、ここのページを利用してご覧になったみなさまに興味を持ってもらえたら幸いと存じます。
詳しいことは、下記の日本ブルームボール協会までお問い合わせ下さい。