フロアボール(英語:floorballスウェーデン語:Innebandy)(ユニホック(Unihoc)、ユニバーサルホッケー(Universal Hockey)(ユニホッケー; Unihockey))とは、スティックを使ってプラスチック製のボールを相手チームのゴールに入れて得点を競う、室内で行う団体球技である。また、ゾロテクニック(遠心力でボールを浮かせたまま操る)と言う技もあり、格好いいパフォーマンスなどもある。
フロアボールが盛んな地域はスウェーデン、フィンランド、スイスなどである。またノルウェー、チェコ、カナダ、シンガポール、日本、オーストラリア、アメリカなどでも行われている。
現在北海道では、遠軽町、釧路市(ユニホック部)、札幌市、新得町、北見市でやっています。また、関東、東北の方では盛んに行われている。最近では、雄武町、北見市などのブルームボールの選手など少しずつですがやり始めています。
今、遠軽町の遠軽ボンバーズと一緒に近隣町村への普及を目的に、定期的に体験会などを開いています。また、子供から大人まで手軽に出来るスポーツとして、将来的には近隣町村でのリーグ戦等が出来る状態になればいいなと思います。
下記にルール等を大まかに書いておりますが、youtubeの方もご覧になって下さい。尚、体験会開催もしくは一緒にやってみたい方は、弊社にメールか、下記の遠軽ボンバーズのブログでお問い合わせ下さい。
●用具の販売 floorball-shop.eu 山王スポーツ など
※フロアボールメンバー募集
雄武町でフロアボールを普及させ、遠軽ボンバーズと交流しながらリーグ戦等をやっていきたいので、チームメンバーを募集しています。まず、10名ほど集まりましたら活動したいと思いますので、弊社までメールで申し込み下さい。
人数が集まり次第活動をしますので、日程等が決まりましたらこちらから連絡致します。
※対象年齢 小学生~ (男女問いません)
※会 費 小学生 1回 100円 小学生以上1回 200円 (初めて参加の方は無料!)
※活動場所 雄武町スポーツセンター(月曜日の特別会館)19時~ (予定) 遠軽ボンバーズ練習会 など
☆フロアボールのルール等
フロアボールのチームは、1チーム6人(5名+1ゴールキーパー)でプレーされる。(チーム全体としては、いつでも交代できる選手を構成される。)試合の目的は、穴のあいたプラスチック製のボールを相手チームのゴールに入れて得点を競うものである。ゴールは、試合場(リンク)の両端に置かれている。競技者は片方が湾曲しているスティックを使ってボールを打つ。頭、手、腕でボールを操ることはできない(体の他の部位で操ることはできる)。足でボールを操る(通常はボールを止める)こともできるが、足を使って得点したり、味方にパスしたりすることはできない。また、ゴールキーパーはゴールにボールを入れられないように守る。キーパー専用の装備(ヘルメット等)を用いるが、スティックは用いない。
競技場は40m×20mの広さを持ち、周囲を高さ50cmの板で囲み、四隅には丸みを持たせてある。(下記参照)
試合は通常1ピリオド20分間で、第3ピリオドまで行う。時間が止まるペナルティや、ゴール、タイムアウトがあった場合、時計は止まる。各ピリオド間の休憩時間は10分間である。 大会によって、時間が20分 x 2ピリオド、ピリオド間の休憩が5分に縮められる場合や、タイムアウトが30秒になる場合、時計を止めるのか止めないのか、残り3分だけ止めるのかなど、ルールは多様になる。 審判は2名であり、2名が同等の権限を持つ。
フロアボールのスティックは、厳しくルール化されている。シャフトは、最大でも105cm、350gまで。プラスチック、カーボンで、中は空洞であること。軽いスティックが一般的に好まれる。
ボールも中身は空洞で、11mmの穴が26個あり、材質はプラスチック、多くの色がある。直径は72mm、重量20g〜23gとなっている。
ゴールは、幅160cm、高さ115cm、奥行65cm。
ゴールキーパーは、特別な道具を着用している。着用するズボンは、長ズボンでパッドをつけている。シャツもパッドがつけられ、長袖であることもある。また、グローブを着用することは出来るが、ミットは許可されていない。また、顔を保護するためにヘルメットをかぶっている。すべての道具は、ゴールキーパーを保護するために使用されているキーパーはスティックを持っていない。ゴールキーパーが投げるボールは必ず自陣内でバウンドさせなければいけない。ゴールキーパーが手を使えるのは、縦4.0m×横5.0mの長方形内(ゴールクリーズ)のみである。ゴールクリーズの後縁は、ゴールケージの後縁に一致。キーパーは体の一部だけゴールクリーズに入っておればよい。
フィールドプレーヤーは、スティックを持っているが、身に着けるものは、ショーツ、シャツ、ソックス、内履きのみである。安全のため、シンガード、目を守るプロテクターやパッドを着けることは許されている。
フロアボールはアイスホッケーのように身体のぶつかり合いは無いが、最近はボディコンタクトを許す度合いが増している。
例えば、ルーズボールを相手選手と取り合うときには、肩と肩で競り合うチェッキングは、認められている。フロアボールは、プレーがコーナーやボード沿いで密集するときにチェックすることが増えてきてもいる。チェッキングに関して、最も適した比較対照はサッカーである。サッカーで行われるチェッキングは、プレーから相手選手を取り除くことよりも、ボールとのポジショニングを良くするために行われる。
また、スティックで相手のスティックを叩いたり、引っ掛けたり、押さえ付けたり、持ち上げたりすることは出来ない。相手をチェック中に両足の間にスティックを入れる事もファウルになる。ブレードも常に膝より下に保ってプレーしなければならない。密集地でない場合は、腰ぐらいまでの高さならハイスティックは取られない。
スティックのブレードでボールを浮かせたりする事は出来るが、ボールを止める場合は、胸でトラップ又は膝から下でブレードでのトラップのみ。ボールを止めるためにジャンプしてはいけない。
フィールドプレーヤーは、両膝をついたり、地面に座ったり、寝転んでいる間はボールをコントロールできない。ディフェンスの時は片膝のみなら着く事が出来る。
選手がファウルを犯した場合、相手チームにフリーショットが与えられる。激しいファウルの場合、2分間から5分間の退場に処される。反スポーツ的態度 (unsportsmanlike behaviour) の場合、10分間の退場、極端な場合は、試合からの退場(レッドカード)になる。また、同時にペナルティボックスに入るのは1チーム2人まで。
ファウルした場合、その場からフリーショットになるが、敵チームは3m以上離れる(スティックも体の一部と考える)ゴール前縁の延長線上より後ろ側でファールが起こった場合は,ゴール前縁延長線上かつフェンスから1.5m離れたポイント(コーナーポイント)からフリーショットとなる。この際ボールを持ち上げたり、引きずったりしてはいけない。
ゴールクリーズ内で、オフェンスプレーヤーが既にシュート動作に入り、その人にファールをしてしまった場合は、ペナルティショットになる。ペナルティショットは、キーパーと1対1で行い、ハーフラインより始め、ボールを止めたり自分よりボールを下げる事は出来ない。常にボールは転がっていないといけない。
フェンスよりボールが出たら、フェンスから1.5メートル以内からヒットイン。またゴールライン前縁延長線上より後ろから出た場合は、コーナーポイントからヒットイン。フリーショットと同様に敵は3m離れる。この際ボールを持ち上げたり、引きずったりしてはいけない。フリーショットおよびヒットインは直接ゴールを狙ってよい。